Telecasterは、1950年代後半までに“最高のメインギター”の名声を確固たるものにしました。しかし、Telecasterにさらなる汎用性と、より明瞭なキャラクターを求めるプレイヤーにとっては、その当時の選択肢はほとんどありませんでした。59年登場のTelecaster Customは、エレガントなダブルバウンドのボディに、魅力的なローズウッド指板を採用されましたが、どちらもTelecasterシリーズにとって初の仕様でした。Vintage Custom 1959 Telecaster Customは、オリジナルと同じ洗練された外観を持ち、ヴィンテージトーンを愛する現代のプレイヤーをも魅了する、Telecaster形成期のいくつかのレアで魅力的な機能を誇ります。手巻きの'58 TeleシングルコイルピックアップとFat '50sワイヤリングを採用。あらゆる演奏状況に簡単に対応できる、ワイドオープンなTelecasterトーンを生み出します。ネック部分の指板は、7.25インチ（184ミリ）-9.5インチ（241ミリ）のヴィンテージ・コンパウンドラジアス形状が特徴です。この仕様は、いくつかのレアなケースに見られますが、ヴィンテージスタイルのモデルの中でも、特にユニークなフィーリングです。ヴィンテージのサイズよりもわずかに大きく、演奏に非常に快適な、ミディアムヴィンテージフレットもポイントです。

その他の仕様に、NOSフラッシュコートラッカーのチョコレート3トーンサンバースト、Closet Classicハードウェア、2ピースのオフセンターアルダーボディを採用。フラット形状のフィンガーボード付き柾目のメイプルネックには、59年ラージ“C”型プロファイルが施されています。21個のヴィンテージモディファイフレット、3ウェイスイッチ、Fat '50s Teleコントロールアッセンブリー、1プライのパーチメントピックガード、ネジ式スチールサドル付き'58-'63 Teleブリッジ、ボーンナット、ウィング型ストリングツリー、ヴィンテージスタイルのチューナーを搭載しています。時代を超越したクラシックさを上品に表現した、このTelecasterは、最重要の要素である“本物のフェンダーのサウンド”を形成し、機能性を感じさせます。デラックスハードシェルケース、ストラップ、認定証が付属します。