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3/4拍子について
3拍子の刻み方と、そのリズムを用いた楽曲を紹介します。
ワルツと呼ばれるダンスのことは、誰もが耳にしたことがあるでしょう。約500年も前から存在するそのダンスは、3/4拍子(単に3拍子とも呼ばれることもある)の楽曲に合わせて踊ります。EDM系のフェスティバルで耳にする機会はあまりなくとも、そのリズムは今日のポップスにおいても頻繁に使用されています。
3/4拍子について解説する前に、4/4拍子(二拍子とも呼ばれる)について理解しておきましょう。4/4拍子は最も基本的なリズムパターンであり、拍の頭にアクセントが来ます。
1 - 2 - 3 - 4 の拍子を、強 - 弱 - 強(若干弱め) - 弱
とアクセントをつけて刻み続けてみてください。
次に3/4拍子の場合を見てみましょう。
1 - 2 - 3 の拍子を、強 - 弱 - 弱
と刻んでみてください。
このリズムを一定のテンポで刻み続けてみると、4/4拍子との違いに気がつくでしょう。二拍子ではアクセントが偶数の位置に来るのに対し、3/4拍子ではアクセントが奇数の位置に来ます。
3/4拍子を用いた楽曲の代表例
- John Mayer『Gravity』
- Lifehouse『You and Me』
- Jimi Hendrix『Manic Depression』
- Ed Sheeran『Perfect』
- Eliot Smith『Waltz #2 (X/O)』
- Metalica『Nothing Else Matters』
3/4拍子の感覚をつかむには、これらの曲に合わせてリズムを刻んでみるといいでしょう。それを繰り返すうちに、数多くの楽曲で3/4拍子が使われていることに、意識せずとも気がつくようになるでしょう。