#FenderNews / メトロノームを使ってリズム感を改善する方法
メトロノームを使ってリズム感を改善する方法
便利なツールを使って正しいリズムをキープしましょう。
上手なミュージシャンと優秀なミュージシャンとを分ける重要なポイントは、リズム感です。正式なレッスンにおいて、リズムを正確に刻むメトロノームの使用を講師が生徒に勧めることも多いでしょう。同時に、メトロノームを正しく使うのは難しいのも事実です。
ヒアリングとリスニングの違い
多くのプレイヤーは、メトロノームを"聞く(ヒアリング)"のと"聴く(リスニング)"のは同じことだと思っているかもしれません。しかし、リスニングには努力を必要とする一方、ヒアリングは何も考えることなしに行うことができます。
リズムを感じる
メトロノームのリズムに合わせて誰かが肩を叩いてくれていると想像しながら聴いてください。メトロノームのクリック音と自分のリズム感をシンクロさせるのに役立ちます。
リズムを作る
通常とはプロセスを逆にしてみましょう。メトロノームのクリック音に合わせ、自分がメトロノームの音を出しているつもりでダウンストロークしてみてください。自分がメトロノームになるのです。タイミングがずれていると感じた時はストロークの動作を修正します。そうすることで音とストロークとが合ってきます。
上記の考え方を念頭に置いてメトロノームのクリック音を聴くことで、リズムに対する考え方の発展に役立ち、リズム感が向上します。良いリズム感でプレイすることは、一流のサウンドを出すひとつの方法です。