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アコースティックギター101
アコースティックギターの部品、各弦の音程を学びましょう。
すべてのギターが同じように製作されているわけではありません。初心者にとって、アコースティックギターとエレクトリックギターには、その外観やサウンドに大きな違いがあります。フェンダーが近年発表してきた、ParamountやCalifornia Seriesのアコースティックギターを見て、アコースティックに親近感を持ち始めたなら、アコースティックギターの各部品について学ぶチャンスです。
"ホロウボディギター"や「クラシカルギター」と呼ばれることもあるアコースティックギターは、幾つかの主要な部品と、幾つかの小さな部品で製作されており、それぞれの部品がサウンドを実現するために存在しています。
ボディ:ギターの主要な胴体の部分
- ● ギターの上部(または前面)
- ● ギターの上部中央にあるサウンドホール
- ● ロゼッタ:サウンドホールの周りを囲んでいる装飾線
- ● ブリッジ:サウンドホールから約15cm下にある弦を留めている部分
- ● Sカーブまたは、ウエスト:ギターの側面を形成するくびれ部分。Sカーブはアコースティックギターにとって音響効果を演出るすだけではなく、座った状態でプレイする時にギターを足に載せるのに役立っています。
- - ピックガード:通常プラスティックやアクリルで製作される、ロゼッタとサウンドホールの側にあり、通常ギターをかき鳴らす手がボディに直接当たらないように(大事なギターを傷つけないように)取り付けられています。
ネック:ボディから伸びている細長い木。ネックには下記のものを見つけることができるでしょう。
- ● 指板(フレットボード):ネック表面の弦を押さえる部分
- ● フレット:指板に取り付けられたワイヤー。弦を押さえた時に音程をきちんと保つため、計算された間隔で指板に打ち込まれています。
- ● ポジションマーク(フレットインレイ):特定のフレットの中心に配置された小さな点のマーク(または、他の形状のマーク)です。3、5、7、9、12、15、17、19、 21の指板上ににあります。ポジションマークは、フレット番号を瞬時に把握してプレイするのに役立ちます。
- ● ナット:指板の一番上部(ボディから一番遠い場所)にあり、弦が指板にくっついて、音が詰まらないようにするための部品です。
ヘッドストック:ネックの一番上部にある、大きな木の部分
- ● チューニングペグ(チューニングキー)ブリッジから伸びた弦を固定する部品です。このペグを回すことで音程を調節します。通常のチューニングでは、ギターを持った時に一番上にくる弦から、低いE、A、D、G、B、高いEの音に調整します。
弦の名前と音程
一般的なギターには6本の弦が張ってあります。通常のチューニングでは、ギターを持った時に一番上にくる弦から
- ● 6弦:最も太い弦 - 低いE(ミ)
- ● 5弦:2番目に太い弦 - A(ラ)
- ● 4弦:中央の弦の太い方 - D(レ)
- ● 3弦:中央の弦の細い方 - G(ソ)
- ● 2弦:2番目に細い弦 - B(シ)
- ● 1弦:最も細い弦 - 高いE(ミ)
アコースティックギターの部品、各弦の音程を理解したら、実際にアコースティックギターを手にしてみましょう。