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ギターの弦の順番と名前を覚える
まずは各弦の名前とチューニングを覚えることから始めてみましょう。
ギターって何本弦があるの?
基本的にギターは6本の弦で構成されています。現代のギターは、以前から存在したリュートなどの弦楽器から発生したと言われています。16世紀までは、"ADGBE"チューニング(現在のギターの下から数えて5本目から1本目までのチューニングと同じです)が一般的に使用されていました。その後、より良い楽器を作るために幾度となく改良され、1800年代中頃に、現在と同じような6本と弦の"EADGBE"チューニングが生まれたと言われています。
なぜ"EADGBE"なのでしょう?その一番簡単な答えは、それが一番最も実用的で使いやすかったからです。そう、今から何百年も前にたどり着いた答えなのです。
バランス
標準的なチューニング(スタンダードチューニング)は様々な理由でバランスがとれたチューニングなのです。
- ◾️ コードの演奏:そのチューニングはコードを弾くのに適していますか?
- ◾️ メロディーの演奏:指を大きく開くことがなくメロディーの演奏ができますか?
- ◾️ 開放弦:開放弦を効果的に使用できるコードはいくつかありますか?
- ◾️ 弦の押さえやすさ:弦は押さえるのに適切なテンションですか?ボディとネックに負担はかかり過ぎていませんか?
ギターの場合、各弦間の音程差を大きくしてチューニングしてしまうと、コードを演奏するのが難しくなってしまいます。また、差を小さくするとメロディーは演奏できますが、簡単なコードもひきにくくなってしまいます。
そう、様々な条件の中で試行錯誤され、主流として扱われる様になったが、バランスのとれた"EADGBE"チューニングなのです。ギターの弦の名前を覚える
ギターの場合、ギターを抱えた時に上に来る最もふとい弦を6弦と呼びます。スタンダードチューニングの場合、6弦はEにチューニングされ、低いE弦と呼ばれることが多く、このチューニングで演奏できる一番低い音を表しています。6弦から下に向かって5弦(A)、4弦(D)、3弦(G)、2弦(B)に調整され、一番下の弦はEに調整されます。(一番下の弦は高いE弦とも呼ばれます)
英語圏では、各弦の順番と名前を覚えるために、各弦の名前を頭文字に使った単語で下記の様な文章を使っています。(ここでは翻訳をしませんが...)-
- ◾️ Eat All Day Get Big Easy
- ◾️ Eddie Ate Dynamite Good Bye Eddie
自分で確実に覚えるためには、オリジナルの文章を作ってみるのもいいかもしれません。より独創的で印象に残る文章を"日本語"で作ってみてはいかがでしょうか?
- ◾️ イー(E)
- ◾️ エー(A)
- ◾️ デー(D)
- ◾️ ジー(G)
- ◾️ ビー(B)
- ◾️ イー(E)
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フレットボードとは
フレットボード(指板)は押さえる場所によって音程を作り出すものです。ご存知の通り、木でできた板の両端で弦が固定されていて、押さえる場所によって弦の振動する長さが変わり、音程が変化します。
フレットボードのどこを押さえると、どんな音がするのか実践しながら覚えていくことで、よりギター演奏について理解を深め、次の段階に進むことができるでしょう。