#FenderNews / サウンドを左右する「チューニングペグ」とは?
サウンドを左右する「チューニングペグ」とは?
サウンドを大きく左右する、小さくも重要なパーツ「チューニングペグ」について
チューニングペグ、チューニングキー、マシンヘッズなど、このパーツには様々な呼び名があります。どの名前で呼ばれようとも、この部分がギターやベースのパフォーマンスにおいて極めて重要な役割を担っていることは確かです。
チューニングペグ、チューニングキー、マシンヘッズなど、このパーツには様々な呼び名があります。どの名前で呼ばれようとも、この部分がギターやベースのパフォーマンスにおいて極めて重要な役割を担っていることは確かです。
チューニングペグを操作することで、プレイヤーはギターやベースの弦のテンションを簡単に調整することができます。
各チューニングペグは、ピニオンギアの役割を果たすシリンダーと、それに噛み合うウォームギアから成っています。弦をシリンダーに巻きつけてチューニングペグを回すことで、弦の張り具合を調整することができます。
トレモロのついたギターを使用するプレイヤーをはじめ、ロック式ペグを好んで使用するギタリストも少なくありません。弦をポストに押さえつける形で固定するこのタイプは、伝統的なチューニングペグのように弦を巻きつける必要がないため、弦の交換途中に手を滑らせる心配もありません。
フェンダーのモデルの多くと同様に、並んだ6つのチューニングペグが付いたギターの中には、スタガードペグを採用しているものもあります。多くの場合、1弦と2弦が最も短く、5弦と6弦が最も長く、3弦と4弦がその中間にくる形となり、ストリングガイドを必要としないのが特徴です。
チューニングペグのタイプにかかわらず、楽器の音程が狂った際にまず調整すべきなのがこの部分です。
音程が狂っている場合に、疑うべき点は以下の3つです。
1. チューニングペグに巻きつけられた弦が緩んでいる可能性があります。弦が緩んだ状態で弾き続けると、音程が次第に下がっていきます。
2. チューニングペグ内部のギアが摩耗し、弦のテンションを支えきれなくなっている可能性があります。摩耗したギアは十分に機能しないため、交換する必要があります。
3. チューニングペグがヘッドにしっかりと固定されていない可能性があります。この場合、チューニングしても音程がすぐ狂ってしまいがちです。
あらゆるギターやベースにおいて、チューニングペグはとても重要な役割を担っています。しっかりとメンテナンスしてあげれば、あなたの楽器のサウンドを最高の状態に保ってくれるはずです。
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