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PIMAって何?
"PIMA"の意味するところと、フィンガースタイルの演奏において、どう活用するのかを学びましょう。
フィンガースタイルでのギター演奏を学ぶ時、最初に出会うものの一つが"PIMA"です。フィンガースタイルの演奏では、ピックの代わりにあなたの指を使って弦を弾きます。その際、実際どの指がどの弦を弾くのかを知る方法が"PIMA"なのです。
"PIMA"は、クラシックギターの世界から来ています。実はスペイン語で指を表す言葉の頭文字をとったものなのです。
- P = el pulgar(親指)
- I = el Índice(人差し指)
- M = el medio(中指)
- A = el anular(薬指)
楽譜やタブ譜を見ていて、音符の上にPの文字がある場合は、右手の親指をその音を弾くことになります。右手の指の指定に英字を使うことは、左手の指の指定に使っている数字と区別するのにも役立っています。
小指は?
小指を表す記号に無いことに気がつきましたか?通常フィンガースタイルの演奏では小指を使いません。多くのプレイヤー達は、小指をボディにつけて演奏の際に手を安定させるために使っています。ただし、より高度な演奏の場合、稀に小指が入ってくることもあります。その時には、"C(= chico)" または、"E"と表記されています。
フィンガースタイルのギター演奏は初心者にとって少し難しすぎるように見えるかもしれません。しかし、"PIMA"を学ぶことで効率良く指を動かすことができるようになり、結果的には上達への近道となるでしょう。