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MY FIRST FENDER - 津野米咲

今年で誕生から 35 年となる日本製フェンダーは、これまでも日本のみならず、世界中から愛され続けてきました。その安定した品質から多くの信頼を得ており、いつの時代も、ステージに立つことを夢見るプレイヤーから広く支持されています。その日本製フェンダーと共に過ごし、ミュージシャンとしての夢を叶えた13人のアーティストが、実際に使用していた「はじまりの1本」に対する思い出を語ります。

Stratocaster®

赤い公園のギタリスト、津野米咲が最初に購入したエレキギターは、いまでもライブやレコーディング問わずさまざまな場面で活躍している代名詞的な日本製のストラトキャスター。名前は津野曰く“白田トミ子”。ギターを始めた高校1年生の時に、最初のバイト代で買ったものだ。一昨年にカスタムショップ製オールローズストラトを手にするまで、キャリアを通じてずっとメインで愛用しており、”一緒に育って来たようなもの。この子にプレイスタイルは作ってもらった”と語るように愛情も深い。特に大きな改造もなく、オリジナルスペックのまま使用。ブラックのプラスチックパーツがヴィンテージホワイトボディによく映える。チャームポイントを尋ねたところ”人柄、雰囲気。3ピースバンドでテレキャス弾きながらギターボーカルで歌っている背の小さな女の子みたいな"とのこと。

津野米咲
高校の軽音楽部の先輩後輩として佐藤千明（Vo）、藤本ひかり（Ba）、歌川菜穂（Dr）の3名によるコピーバンドにサポートギターとして加入。そのまま現在に至る。 2010 年 1 月、赤い公園を結成。 2012年にメジャーデビュー。2013年に1stアルバム『公園デビュー』、2014年に2ndアルバム『猛烈リトミック』、2016年3月に3rdアルバム『純情ランドセル』を発表。ガールズバンドらしからぬ圧倒的な演奏力と存在感から、ブレイクが期待されるバンドとして高い評価を受ける。また、作詞・作曲・プロデュースを務める津野の才能がアーティストやクリエイターから注目を集めており、SMAP「Joy!!」の作詞・作曲、モーニング娘。’16「泡沫サタデーナイト!」等の楽曲提供を行うなど、活動の幅を広げている。2017年には2月、4月、6月と3連続でシングルをリリースした後、約1年半ぶりの最新アルバム『熱唱サマー』を完成させた。
› 赤い公園：https://akaiko-en.com/

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