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2019 Summer NAMM
2019 Summer NAMMで発表されたフェンダーの新製品に迫ってみましょう。
エキゾチックな雰囲気のAcoustasonicから、アーティストモデルまで。2019 Summer NAMMをふりかえります。
毎年夏にアメリカのテネシー州ナッシュヴィルで行われる Summer NAMMが今年も7月18日から20日まで開催されました。 フェンダーは、年始のNAMM Showと同様にここでも魅力的な新製品をいくつも展示し、会場の注目の的となりました。
アーティストシグネイチャーはもちろん、クラッシックな雰囲気をまとったVinteraシリーズや新色が追加されたPlayerシリーズ、そしてペダルにも新製品が登場しました。
その魅力的な新製品を少しみてみましょう。
Vinteraシリーズ
フェンダーの歴史を忠実に再現したVinteraシリーズは、50年代、60年代、70年代の年代によるネックシェイプの違いなども再現したオーセンティックな仕様を採用しています。新開発のピックアップも年代ごとの特徴を活かし、その年代のサウンドを蘇らせています。もちろんフェンダーらしい、目を惹くカラーヴァリエーションについては言うまでもありません。
Vinteraシリーズは、歴史的なフェンダーギターのヴァイブを求める、現代のプレイヤーにとって最適な選択肢の一つとなるでしょう。
Playerシリーズ
ButtercreamやTidepoolといったユニークなカラーが人気のPlayerシリーズに、SilverとCapri Orangeの新色が加わりました。
Effects Pedals
フェンダーオリジナルのEffect Pedalsのラインナップは常に進化しています。今回のSummer NAMMでもPour Over Envelope Filter、Smolder Acoustic Overdrive、Compugilist Compressor/Distortion、Trapper Fuzz、MGT-LA Tube Distortion 、Reflecting Pool Delay/Reverbの6機種が発表されています。
American Acoustasonic Exoticsシリーズ
2019年1月のNAMM Showで発表され、大きな反響をもたらしたAmerican Acoustasonic Telecasterに高級感のあるExoticsラインが登場しました。貴重なコア材や、ジリコテ、ココボロといったとてもユニークな木材を採用したラインナップは、Acoustasonicが持つ温かみのあるアコースティックトーンに美しさと気品を与えるだけでなく、力強ささえも感じさせます。
Tone Masterシリーズ
クラシックなフェンダーアンプのサウンドをデジタルで再現したTone Masterシリーズは、アイコニックなDeluxe ReverbやTwin Reverbのチューブサウンドを再現しています。デジタルパーツを採用することで、驚くほど豊かなサウンドを持ちながら、アンプ自体の重量は既存モデルの約半分。軽量化されたことにより、ステージやリハーサル、レコーディングなど何処へでも持ち出しやすくなっています。
Britt Daniel Tele Thinline
Spoonのフロントマンであるブリット・ダニエルズのシグネイチャーモデル。セミホローのアッシュボディにゴールドカラーのラッカー仕上げを施したこのモデルは、S1スイッチを採用することで、サウンドバリエーションも豊かになっています。Deep Cのプロファイルのネックにはミディアムジャンボフレットが取り付けられており、高い次元でのプレイアビリティの良さを約束します。
Lincoln Brewster Stratocaster
Aztec Goldカラーのラッカー仕上げを施したアッシュボディが印象的なLincoln Brewster Stratocasterは、世界中のファンに影響を与えた、彼の25年にわたるキャリアを凝縮したモデルです。 フロントとミドルには、DiMarzio Area 58ピックアップ、リアにはDiMarzio Area 61を搭載。ソフトVネックにミディアムジャンボフレットを採用し、スムースな弾き心地を提供します。
この他にもストラップやアパレルも含め、数多くの新製品が発表されています。日本での発売日時が決定次第、随時お知らせいたします。